フクの非日常

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興味があるものについて書く

 ワインバーグの作文の法則:
  興味のないことについて書こうと思うな。

セイウチ髭のビル・ガフニー先生から学んだというのがこの法則。

学校の授業では作文が嫌いだった。
苦手だったから嫌いになったのか、その逆だったかは覚えていないが
とにかく苦手で嫌いだった。(特に読書感想文が嫌いだった。。)
でも、今は何かしら書いて発信したいと思っている。その違いは何か。

会社に行ったら、決められた仕事をして、決められた報告をする。
業務の中で自由度はあるけれど、何でもやっていいわけではない。
これが日常だとすれば、日常とは決まっているもののことで、
非日常は決められていない、自分で興味を持ち、考えたことを指す。

 フクの作文の第一法則
  興味があるものについて書く。

今興味を持っているのは、ブログ、オープンソース、ヒトデ
といった世界を大きく変えようとしてるものたち。
これらについて考えたことを書いていきたい。


ワインバーグの文章読本ワインバーグの文章読本
(2007/11/20)
Gerald M. Weinbergジェラルド・M・ワインバーグ

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高速道路の走り方

インターネットのお陰で、何かを学習するときのスタイルは変わった。
時間や場所に制約されることなく、インターネットを使って
ある程度まで(プロの一歩手前まで)独自に学ぶことができるという。
この高速道路論は「ウェブ進化論」にあった将棋の羽生善治さんの話。
高速道路は将棋の世界に限らず、様々な分野で起きているという。

そこで昨日の続き。早速GNU Emacsのソースを入手し、読んでみることに。
・・・
分からん。

「今日から英語にチャレンジ!」といってペーパーバックを手に取り、
一気に撃沈したのと同じ気分がした。

教材と学習者の間にレベルの差があるときは、もっと易しい題材を探そう。
これが多読式「高速道路の走り方」であり、英語以外にも応用が利くのである。
とはいって見たものの、どの変が入りやすいか本当に手探りになる。
この手探りをすること自体がレベルアップにつながるはずなので、
しばらく続けてみようかな。

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)
(2006/02/07)
梅田 望夫

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アイデアマラソン

ここ最近、いろんな人に話して回っていること。
それは「アイデアマラソン」という発想法で、
3月に数年振りに再会した友人から聞いたもの。
(その後、日経アソシエにも紹介記事が載った。)

ルールは簡単。
 自分のオリジナルのアイデアを毎日1件以上出していくこと。
 分野は限定しない。仕事のこと、仕事以外の分野に関係なくアイデアを出す。
 新製品、製品の改良、だじゃれ、俳句、目標、なんでも良い。
 挿絵をつけたり、絵で説明するのも効果的。
 などなど。。。

「1000件の発想を書けば人生は変わる」
という謳い文句につられてはじめてみて3ヶ月。
変わってきた気もするし、これから先の変化はもっと大きなものだろう、
と想像をしているところ。

昨日書いた「あったらいいな」はアイデアマラソンで思いついた。
考えることが楽しくなってきて、そろそろ発想1000件が見えてきた。
もっともっと発想を出せるかもしれない。
めざせ、100万件! いけるかな?


日経ビジネス人文庫 企画がスラスラ湧いてくる アイデアマラソン発想法 (日経ビジネス人文庫)日経ビジネス人文庫 企画がスラスラ湧いてくる アイデアマラソン発想法 (日経ビジネス人文庫)
(2004/01/07)
樋口 健夫

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考える技術・書く技術

板坂 元さんのこの「考える技術・書く技術」は1973年に出版されているが、発想を出すための様々なヒントが詰まっており、今でもとても新鮮な感覚で読むことができる。

中でも興味を引くのが「考える技術」の部分。普段から脳に刺戟を与え、脳をウォームアップしておくこと。自分の分野に留まらず手当たり次第に読書をする(ブレーン・ストーミング読書)。カードを活用した思考の蓄積と整理。「毎日アイデアを出し、分野を限定せず興味を持ち、発想を記録していく」という面ではアイデアマラソンと似たところがある。昔から常に頭を使い、アイデアを出していく技を編み出してきた人には共通する型があるのだろうか。

著者は「回転式本立ての各段がべつべつに動くものがほしい」というアイデアを出している。改めて言われると、自分も欲しくなってしまう。そういえば今では格段が別々に動く回転式本立ては実用されているな、、、、確か、紀伊国屋書店のPGRはその様な回転式本立てに置いてあった気がする。

もう一つ興味を引く話題は「英語」について。
著者が指摘している「英語は逆ピラミッド型」の文型をしている、というのは英語は日本語と反対で、重要な語が文の頭に出てくるというもの。英語の聞き取りを練習していた時に、文の最初の1語に集中して聞くようにしておき、頭のほうから1語、2語と聞けるようになっていった、という。英語を聞くときは「タン、タ、ターン」とリズムで感じるようにしておき、「タン」の部分をしっかり聞き取るようにするのだと。これは現代でも通用する英語学習法なのか、やってみたが流行らなかったのか。

言葉のリズムを感じるというアプローチは、とても有効な感じがする。
外国語のリズムに関する話はリチャード・ファインマンも興味深いエピソードを書いていた。
(が、その話はまた後日に。)

英語を読むことについても、一語一語にとらわれず、文の全体で考えるべきと書いている。一見、多読とは関連のなさそうなこの本で多読的アプローチと同じ考えを見つけてちょっと嬉しかった。

この本は面白いよと上司から紹介された本の一つ。
近頃は良い本を紹介してくれる人も少なくなった中、貴重な読書になった。


考える技術・書く技術 (講談社現代新書 327)考える技術・書く技術 (講談社現代新書 327)
(1973/01)
板坂 元

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不機嫌な職場

不機嫌な職場が多い。
仕事場で協力できないでいるのだ。
協力できない理由は、仕事の進め方が役割分担、成果主義を前面に押し出してきたためだ。
あなたの仕事はコレ。管理するのはこの人。
『これは自分の仕事ではない』とは、問題を表しているキーワードだ。

もちろん、役割と責任を決めることは必要で、間違ったことではない。組織で活動する上では役割、責任を曖昧にすると立ち行かなくなるからだ。あなたの仕事は営業、あなたは総務、あなたは製造、という役割の決めと、失敗したときの責任の所在を明らかにすることは至って真っ当だと思う。会社組織は営利団体であるし、失敗した場合は組織のオーナーへの説明責任があるからだ。だが、今のやり方だと関係の悪い、ギスギスした職場になる。

会社対会社の話になるとさらにその線引きは必要性、重要さを増してくる。直接お金が絡んで来るから。しかし、会社としての付き合いの中でも責任範囲を前面に押し出して仕事の枠を決めてしまうと、却ってやりにくくなる。気配り、サービスといった気持ちが入らないと、関係も良いものにはならない。ウチはここまでしかやりませんから。。。って言ってばかりだとそのうち使ってもらえなくなる。

役割と責任に話を戻す。これらを決めることで、実は目に見えない壁ができてしまう。自分の仕事はここまで、こっから先はあの人の仕事、と。時間内で仕事は終わらせなければならないし、生産性アップ、効率化は常に付いて回る。他人の仕事に首を突っ込むのはルールや効率に反する行動なのだ。そのために手を差し伸べるのをためらうのが実体ではないだろうか。

もう一つの観点としては、他人の仕事が実は良く分からない状況にあるのではないだろうか。手助けしたほうが良い気はするのだが、本当に助けが必要なのかわからない。実は助けなど要らないのか、内部で解決できるのか伝わってこないところにも協力できない原因があるかもしれない。

見えない壁は必ず自分に跳ね返ってくる。今の職場で良い筈がない。
壁の存在を意識して、壁の先に踏み出していく必要がある。
困っていない? 何か変えて行きたいよね? 何かしてほしいことある? こうやっていこう。
勇気が要ることだけれど、そんな話題をすることから一歩を踏み出していきたい。

不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか (講談社現代新書 1926)不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか (講談社現代新書 1926)
(2008/01/18)
河合 太介高橋 克徳

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座右の齋藤孝

齋藤孝。
今、日本で一番本を書いているのではなかろうかと思われる、齋藤孝。
齋藤孝の書いた本は嫌いではない。
書店で『お、この本面白そう』と思って手に取るとかなりの確率で齋藤孝だ。
なんというか、興味をそそる「ツボ」を押さえているのだろうか。

齋藤孝の本は、タイトルが良い。「ネーミング力」がある。
そして、書き始め、第一章がとても良い。きっと「企画力」があるのだろう。
だが、残念なことに中盤から後半にかけて話が面白くない。
それでも何とか料理して一冊の本にする「まとめ力」がある。
別の本で出てきた話が他の本にも登場する、「リサイクル力」はかなりのもの。
自分の文章を何度も使いまわす「自画自賛力」も備えている。

座右のニーチェは齋藤孝がニーチェの二、三行の言葉を膨らまし、
ニーチェを自分のような普通の人にも分かりやすく伝えた本である。
若干、我田引水的な話のもっていき方もあるが齋藤孝らしくて良いではないか。
一番気に入ったのはやはり、第一章。
「一本の矢になれ」は繰り返し読みたい。
この人のようになりたい、という憧れを持とう。
座右のニーチェ (光文社新書 353)座右のニーチェ (光文社新書 353)
(2008/06/17)
齋藤孝

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人生は勉強より「世渡り力」だ!

「同じ川に二度はいることはできない」という様に、
文章を書くことも「二度同じ文章が書けるであろうか」
と問えば答えは『否』であろう。
今考えたことは、今書いておかなければ後では書けないね、と
実感することが度々あった。もっと書いていこう。

プログラムを作ることはルーチンワークではなく、技術の仕事である。
もちろん、それ以外の要素もたんまりあって一口には言えないけれど、
技術が無くては仕事にならないのは確かである。
そこで、最近考えていたのだが、技術技術だって言ったって所詮は
それだけで食べていくことはできないので、会社に所属していたり、
取引先のためにプログラムを書いたりメンテしたりして『仕事』にしている。
技術を仕事(=収入、生活の糧)にするために何があったら良いんだろうね?
ということ。

 仕事の成果= 技術 x ???

または、

 仕事の成果= MIN(技術 ,???)

???は色々あるんだろうけど、技術だけ高めても、その他が付いてこなくては、
何にしろ上手く行かないんだろうね、となんとなく感じていた。
そんなときに出会ったのがこの一冊。

人生は勉強より「世渡り力」だ! (青春新書INTELLIGENCE 204)人生は勉強より「世渡り力」だ! (青春新書INTELLIGENCE 204)
(2008/06/03)
岡野 雅行

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「世渡り力だ」、というのは口八丁手八丁で上手く乗り切っていく
ことではなく人に揉まれて鍛えられる「人付き合い」の力のこと。
足りなかったのはこのことか、ガツンとやられた感じ。
岡野さんて人はすごい。こんな大事なことを言葉にできるなんて。
技術も世界一、人との付き合い方も分かっている、
そんな人間に私はなりたい。

「ガソリン」本当の値段

原油高も一服した感があるこの頃であるが、エネルギー問題は継続している。
資源小国である日本としては影響は甚大で、環境問題と並んで21世紀を通じて
解決していかなくてはならないテーマの一つである。

身近な場面では、原油高はガソリン価格の上昇を煽り、輸送費の高騰に繋がる。
あらゆる産業で燃料費のコストが増し、モノの値段に跳ね上がる。
消費者物価指数は7月分では前年同月比2.3%を記録している。インフレ傾向だ。
通常、インフレは景気が良いときに起こるのだが、今回のインフレは
原材料費の高騰が発端となっており、買い控え、消費の減退に結びつく恐れがある。
影響は大きい。

ガソリンの値段は本当の需給関係から決定されているわけではない。
驚きなのはニューヨーク・マーカンタイル取引所の価格が元になっているということ。
米国内の石油の需給関係と、投機家による取引の結果価格が決定されるので、
例え、米国以外で石油が余っていたとしても価格低下には直結しない。
とはいえ、ある時点で価格の均衡は破れるに違いないことは確かである。
石油の備蓄高が進み、ガソリン以外のエネルギーへの転換が進んでも
ガソリン価格に変化が無ければ、ある時点での暴落が予想されるということ。

日本は石油を海外からの輸入に頼っている。
サウジアラビア、UAE、イラクで60%以上にも上る。

 「サウジ、大型油田で生産開始 日量50万バレルの能力上積みへ」

なんてニュースを見ると、日本の一番の輸入先であるサウジからの
石油の安定供給を期待してしまうのである。
しかし、中東へのエネルギー依存度の高さはリスクが伴う。
ホルムズ海峡の封鎖で日本に石油が入らなくなるのである。
日本にとって、石油が無いということは、食料危機に直結する。
米は自給率が高いとはいえ、日本の農業は機械化が進んでおり、
石油無しで農業は成り立たないからである。恐ろしい話だ。

日本のとるべき方向性はガソリン以外へのエネルギー転換、
および原油の調達先のリスク分散を進めること。
そのためには、日本の技術を提供して産油国との協力関係を強くすること。
生活の様々なところに顔を出すエネルギー問題に注目したい。

「ガソリン」本当の値段 石油高騰から始まる「ガソリン」本当の値段 石油高騰から始まる"食の危機" (アスキー新書 025) (アスキー新書 25)
(2007/08/10)
岩間 剛一

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村上式シンプル英語勉強法

Google副社長の村上氏による英語勉強法。
自分はそれほど沢山の英語学習法を試した訳ではないが、
英語多読を5年ほど続けていればそれなりに「学習法」の
ポイントというものは掴めてくるというもの。
おおむね、次のような項目に着目して自分がやっていることと同じか、
違うかで評価することができる。

・語彙の獲得
・文法への取り組み
・リスニング
・スピーキング
・ライティング

村上式によると、語彙の獲得は1万語は頑張って獲得しなさい、という。
何語知っているかはあまり興味がなかったが、目安として必要なのかもしれない。
面白いのは、自分に関する話題を100個準備しておけというもの。
自分の出身地、ベースボール、なんやらかんやらと全部英語で覚えておく。
そんで会話になったときに、相手がアメフトの話を振ってきたとする。
アメフトなんて興味がないって時には話題をベースボールにすり返る。
相手が、出身地のオクラホマの話をしてきたら、すかさず自分のお国自慢を始める、と。
そんなことをやってると、「コイツやるな」と一目置かれて
どこそこ出身の面白い日本人が居る、と覚えてもらえるそうな。

相手の話に添うというより、切り返すというのはアメリカ的なのだろうか。
使い方にも寄るけれど、自分に纏わる話を100個用意するのは良さそうだ。
日本語でも準備なしでは100も語れまい。
話題100個というのは実践してみたいと思ったところ。

その他の英語獲得法は概ね『英語を英語のまま』獲得という感じ。
ビジネス向けの英語のパターンをすっきり整理したところはビジネスマン必見!?
と言えよう。
村上式シンプル英語勉強法―使える英語を、本気で身につける村上式シンプル英語勉強法―使える英語を、本気で身につける
(2008/08/01)
村上 憲郎

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地頭力を鍛える

『シカゴにピアノ調律師は何人いるでしょう?』

とは、「ビル・ゲイツの面接試験」にも登場した有名な面接試験の問題。
正確な数字を知っているかではなく、どのように枝葉を落として考え、
できるだけ正解に近い数字を導き出すかを問う問題である。
このようなアプローチの仕方、「フェルミ推定」を使って地頭力を鍛える
というのが本書のテーマの一つ。

地頭力って何だい?って話をすると、頭の良さのタイプの一つと定義している。
頭の良さを(1) 記憶力が高く、知識が多い「物知り」タイプ、
(2) 対人関係力が高い「機転が利く」タイプ、(3) 考える力が高い「地頭力」
という3つに分類しており、それぞれの頭の良さが必要とされる場面は異なるとしている。
インターネットで情報が溢れている現代においては「物知り」タイプよりも、
「機転が利いて」かつ、「地頭力が高い」ことが必要とされる。
対人関係は人に揉まれて身に付ける、地頭力はフェルミ推定で鍛えよ、ということである。

地頭力とは何をするのか。それは「単純に」「全体から」「結論から」考えるということ。
フェルミ定理以外にも地頭力を鍛えるツールに『エレベーターテスト』なるものがある。
会社のエレベーターでばったり社長と出会い、「状況どうだい?」と問われたときを
イメージしよう。30秒で自分の仕事の状況をきっちり説明できないといけない。
短すぎて何も説明できないのはダメ、30秒で説明できずにエレベーターが到着してもダメ。
今の仕事、読んだ本、自分のことでも、本質を押さえれば30秒で話すことができるという。
普段の社会生活においても必要なスキルと言えよう。

この本を手に取ったとき、「ビル・ゲイツの面接試験」「思考の整理学」
と馴染みの本からの引用が多く、少し鼻に付いた。
一旦時間を置いて再度手に取ることで臭みが取れて読みやすくなった。
先入観なしで読むとなかなかよく整理されているというのが今の印象である。
「頭の良さには3種類」というように、「3つの~」で全体を構成していて
頭に入りやすい工夫がされている。
漱石の草枕の冒頭の「智に働けば角が立つ、情に棹させば流される~」を持ってきて、
論理的に考え、感情に訴えて行動せよ、と結んでいる。
読み終わった後の評価は、『結構見所のある一冊』になった。

地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」
(2007/12/07)
細谷 功

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調べる技術・書く技術

本屋で目に付いた本を手に取るのだが、「またやってしまった」と思うことが多々ある。
気が付けば、毎度似たような本を手にしているのである。
思考法や、文章の書き方、ノート術などの本がとにかく多い。
「マインド~~」というタイトルが付けばまず一度は開いてみる。
仕事柄それほどビジネスに直結する場面には居ないのだが、
ビジネス~~というキーワードにも何故か敏感だ。
SEのための~~となると自然と財布の中の残金が頭に浮かぶ。
あまり巧みな題名だと、斉藤孝を警戒する。

とにかく、書店に行って本が並んでいるのを手に取るのが好きである。
自分で選んだ本を「この本は面白かった」と感じる確率は高い方だと思う。
実際に中身を捲ってみる分、ネットで買い物をする時のような、
いわゆる「ジャケ買い」をするケースは少ないのだろう。
しかし。
この一冊は買ってみて読み始めて、想像していた内容と全く違うことに気が付いた。
文章の書き方の本なのだが、扱う題材は「ノン・フィクション」なのである。
ノン・フィクションというのは作家が考え出したことを書くのとは違って、
調査やインタビューを基にした、事実に基づいた文章を書くことである。
テレビ等のメディアよりも文章にしたほうが読まれる題材が選択され、
その内容は事件や、医療現場などの生々しい、「重い」テーマを扱うことが多い。
何か文章を書きたいと考えているのだが、ノン・フィクションをテーマに選ぶとは
思い及ぶに至っていなかったため、すごく大変な本を手に取ってしまったと感じた。

本書では、ノン・フィクションを書く上でのスタイル、調査、取材から執筆までが
筆者の体験と実際の記事を元に紹介されている。記事にする題材の性格から、
インタビューでは簡単に話が聞けるわけではない。聞き出しにくい質問もある。
根気の要る仕事であるし、運やタイミングもあるのだろう。厳しい仕事に思える。
一方で、人と会い、話をして、文章にすることで書き手が豊かになると著者は結んでいる。
これまで、ノン・フィクションというジャンルには手を出せないでいたが、
書き手はこのようなことを考え、人と会って文章にしているのだと知れば
こういったジャンルも手に取って見ようかとな、思うようになった。
本の山に潰されないようにしなくては。

最後にもう一つ、書き方の話で面白かったのは
『書いた文章は一度声にだして読むべし』という話である。
書いたその人の文章になっているかは、音読してみればわかるのだそうだ。
早速、この文も声に出して読み上げた次第である。

調べる技術・書く技術 (講談社現代新書 1940)調べる技術・書く技術 (講談社現代新書 1940)
(2008/04/18)
野村 進

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とてつもない日本

社会人の常識として押さえておきたいこと。
現在の大関・横綱と政治のニュース。今なら22日の総裁選である。
立候補者5人。政治に詳しくない自分でも知っているのは麻生さんくらい。
得意分野ではないけれど、ちょっとづつ勉強していこう。

麻生太郎といえば、「漫画好き」のイメージが強いが、それだけではない。
日本はもっと自信を持って良いんだ、世界に誇れる歴史を歩んできたと話している。
もちろん賛否両論あるのだが、日本の暗いイメージばかり報じるメディアに対し、
日本の良いところをストレートに伝えてくれる、そんな麻生さんを自分は好きだ。
人が下す評価というものは人によって違うものだから「悪い」一辺倒の評価ではなく、
「良い」評価をする人も居て然るべきだ。両方なくては議論に深みが無い。

実際のところ、日本以外の外国から見て日本はどう映っているのだろう。
安全保障、自衛隊、靖国などグレーゾーンの問題が多い国なのだろうか。
トヨタ、ホンダ、ソニー、世界に通用するモノづくりの国か。
漫画・アニメの国なのか。J-POPという言葉は海外にも通じるのか。
外国人の知り合いは少ないのだが機会があれば今度聞いてみたい。

ちょっと気になったのは、いわゆる『オタク市場』とはどれだけの規模なのか。
イメージだけ先行しているのか、本当に市場規模があるのだろうか。
2007年のオタク市場規模は1,866億8,000万円。
GDPが約500兆円なので、GDPに占める割合は0.04%と大きい訳ではない。
しかし、ブランド力、イメージというのはお金に換算できない価値がある。
市場規模もこれから拡大していくだろう。
今は否定的にならず、可能性の芽を大きく育てて行くことが大切と思われる。
漫画は表現の形式。
優れた作品がもっと世界に認められることを期して止まない。

とてつもない日本 (新潮新書 217)とてつもない日本 (新潮新書 217)
(2007/06/06)
麻生 太郎

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お金を稼ぐ!勉強法

ありがちなタイトル、ありがちな自己啓発本とも取れるが
何かピンと来るものがあって、思わず手にとってしまった。
書店で本を手に取り、鮮度100%の状態で読むケースである。
自分で「勉強だ」と思ってやっていることがあるとしよう。
果たしてその勉強はどんな成果を上げているのか、疑問に思うことがある。
将来役に立つから、それならば良しとしよう。
ひょっとして自己満足のために「勉強」と称して時間を浪費していないか。
学んだことを成果(=お金)に結びつけるには何をすべきなのか。

何のために勉強しているかといえば、将来の不安に備えるため、である。
技術職なので、遊んでいては技術進歩についていけず仕事が無くなる恐れがある。
景気悪化のため客先が急に仕事を渋りだした、勤め先が倒産というケースも考えられる。
その時のために業界での自分の市場価値を常に意識している必要がある。
どちらかと言うと、守りに徹した勉強の仕方である。
何事も無ければ、一生役に立たないかもしれない。
そこで思うようになったのが、役に立つ勉強・価値がある勉強をしたい、ということ。
自分という入れ物にインプットは沢山しました、けれども何も出てこない。
それは勉強した成果がないのと同じだと思うようになった。
いろんな自己啓発本があるが、どの本でも同じことを言っているのは
「まず誰かの役に立つようになりなさい」ということ。
自分が一歩でも、半歩でも得意なことを身に着けていれば後は使い方次第。
自分だけの特別なモノと欲張らずに、知識でも何でも、気前良く人にあげていこう。
自分ができるサービスは何かを考えて、まずはお試し期間で無償提供してみよう。

人の役に立つモノに仕上げるためには、勉強も半端にはできない。
自分だけのための勉強だったら、自分が納得が行くところで止めていいのだから。
人の目にさらされるともっとレベルが高いところを目標に置くことになる。
そして、『自分が提供するサービスは何か』ということを常に考えれば
要る勉強、要らぬ勉強も自ずと答えは決まってくると言える。

ビジネスの三種の神器は 「パソコン・会計・英語」と良く言われる。
自分が提供できるサービスは、やはりパソコンが一歩前に出る。
パソコンで仕事を速くする方法、特にExcelの使い方だったら人の役に立つ自信がある。
自称『Excelマスター』なので何でも聞いて欲しい。
ちなみに、自分はWordは使い物のならないが、Excelは最高だと思っている。
Excelを開発したチャールズ・シモニーは天才だと思う。
が、同人物がWordも手がけていたとは少々驚きだ。
プログラムにおける変数の命名法である、ハンガリアン記法もチャールズ・シモニーのもの。
天才の成果は一つに留まらない。

話はそれたが、自分の勉強も何かしら人の役に立つモノしたいと。
そう思う次第である。

「お金を稼ぐ!」勉強法「お金を稼ぐ!」勉強法
(2008/07/18)
藤井孝一

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更新滞り症候群

(1) 最近、ブログ更新されてませんね、と指摘がありましたが、
実際ペースが落ちていますね。。。

(2) 最近、ブログ更新されてませんね、と指摘がありましたが、
実はアップできていないだけで下書きはあるんですよ。。。

日本語の接続詞の「が」はとても便利である。
(「が」はホントは接続助詞らしい)
前半の文章を書いて「が」で繋げばその後の文章は順接にも逆説にも
できるからである。

便利な反面、「が」を乱用すると話はどっちに行くのだろうと
読むほうが振り回されてしまうのである。
分かれ道が沢山ある道路を走るようなものと例えられようか。

それの話を知ってから文章を書くときに「が」を使わないように心掛けるようにした。
どうだろう、最近の文章は「が」無しができているだろうか。
少なくとも、文書の見直し(レビュー)をするときは、
「が」無しに気をつけるようにしている。
ひょっとしたら、文章もプログラムもスジが通ってる方が
読みやすいのかもしれないなー。


「『が』を使わないトレーニング」の話は『清水幾太郎 論文の書き方』
この話のモトネタは『柴田 英寿 年収2000万の仕事術』

年収2000万の仕事術―高収入の秘密、すべて教えます年収2000万の仕事術―高収入の秘密、すべて教えます
(2008/10)
柴田 英寿

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大人の時間はなぜ短いのか

答えは簡単。
60歳の1年はこれまで生きてきた1/60。
10歳の1年はこれまで生きてきた1/10。
だから。。。60歳の1年は短く感じる。

という結論だろうと予想しつつ、この本を開いたが
最初に完全否定されたのでスッキリした。

時間が長い、短いというのは人間の感覚的なもので、曖昧であるということ。
人間の視覚が騙されやすいこと、曖昧な部分を残していることを題材にして
感覚的であることをまず説明している。若干、説明が長い気がしたが、
最近発見された錯覚なども面白かった。

時間の長さは『感覚的』であることを踏まえて、時間が長く感じるとき、
短く感じるときを分けて説明している。
①代謝が低くなると時間が速く感じられる。
②代謝が高まると時間がゆっくり過ぎると感じられる。

若い頃は代謝が高いから②のケース。年を取ると①のケースになる。
代謝意外にも幾つか説明があるが、どれも「なるほど」。
精神的にストレスが高い状態に置けば、時間はゆっくり過ぎると感じ、
楽しい時間は時間が速く過ぎるように『感じる』のだ。

ということは。
『老後を楽しく暮らす』というパターンは、あっという間に時間が過ぎてしまう
のかもしれない。折角楽しい時間を過ごせるのなら、代謝を高く保ち、すこしでも
ゆっくりと過ごしたいなあ、と思うところである。

もう一つ。
この本では時間に追われる現代人の時間との付き合い方についても提言されている。
最近、時間がなくて困っていると思った矢先のことで少々耳が痛いのだが。
パソコンやら便利な機械のせいでいろんなことを短い時間ですませることが
できるようになった。そのせいで、あれもこれもやりたいという欲に
突き動かされて、時間が足りなくなってしまっている。
本当にすべきことは何か、優先度を持って時間と向き合わねばならないと
思ったところであるよ。
反省反省。

大人の時間はなぜ短いのか (集英社新書 460G) (集英社新書 460G)大人の時間はなぜ短いのか (集英社新書 460G) (集英社新書 460G)
(2008/09/17)
一川 誠

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