フクの非日常

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委任と請負

そういえばプロマネの勉強をしたときのことを書いていない。PM対策で教本を一冊読んだが、ESやSA技術系と毛色が違い特に新しくテクニカルなことを覚えなくてはならないという感じがしなかった。このため、覚えたことを書いて整理するタイミングがなかったのだが、注目すべきテーマがないわけではなく、むしろトピックとして面白いものが多い。少しばかり振り返って書いてみることにする。

プロマネで重要なテーマの一つとして、契約の話がある。ソフトウエアの受託開発と一口に言うが、契約形態により仕事のやり様が大きく異なる。契約形態は大きく分けて委任と請負。正しくは法律専門サイトに任せるが、ざっくり言えば委任は顧客から指示された内容を遂行し、仕事をした結果を納める。請負は最初に何を納めるか取り決めを行い、受託側は仕事をし、成果を納める。

ポイントは2つ。まず、仕事のしかた。委任は作業指示は顧客が行い、請負は作業指示を行わないこと。次に、完成責任。委任は完成責任はなく、行った仕事がどうであれ、労働時間などに対して対価が払われる。請負の場合は完成責任は受託側にある。その代わり、何時間仕事をしたかについて問われることはない。

仕事の内容が固まっている場合は請負はやりやすい。なぜならば、成果物が明確であり、値段が付けやすいから。反対に、お客さんと一緒に考えながら作る場合は委任の方がやりやすい(成果物が明確でないため)。ただし、委任の場合は値段の付け方、値段に対して妥当な仕事だったか評価することが難しい。とにかくスタートしなくては、という場合は委任の方が始めやすい。

ソフト開発の常套手段としては、完成責任を請負にくい要件定義までは委任・順委任で仕事をし、設計工程以降の規模が見積もれるようになったら請負で契約していくという方法がある。どちらにしても、最初にどこまで仕事をするか、完成責任、成果物の権利など取り決めをしっかりすることが肝要と考えられる。

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Born on a Blue Day

友人jさんからお勧めいただいた「Born on a Blue Day」を読んだ。この本の筆者、Daniel Tammetは、映画「レインマン」に出てくるレイモンドのように頭の中でぱっと数字を計算することができる。数字を見ると色や形やテクスチャーが思い浮かぶ。彼の誕生日は、数字で見ても青い印象を受ける日だし、彼が生まれた曜日(西暦何年の何月何日は何曜日?といった計算もぱっとできるそうだ)も青い日なので、「Born on a Blue Day」というタイトルになっている。

彼が数字や文字から受けるイメージの体験を共有するのは素晴らしいことに違いない、と期待して本書を手に取ったのだが、彼の理論は複雑かつ高度でとても理解できるものではない。なにしろ、彼は数の演算をするときは数と数のイメージをごちゃごちゃと混ぜ合わせて、出来上がった数字が計算結果になっているのだそうだ。以前にすごく大きい桁同士の計算を暗算でできる人の話を読んだことがあるのだが、その人も数をイメージで扱っていた(長いバーを思い描いて計算するのだそうだ)。フツーの人には使いこなせない能力が人間には眠っているのかもしれない。

筆者はアスペルガー症候群を抱えている。子供の頃は病気であることを認知できず両親と共にとても苦労した話が書かれている。エンボスの効いた表紙の割には重い話だ。彼の文章は掴み所がない。子供の頃から時系列に話を進めているのだが、色々な細かいエピソードが入り、忙しい感じがする。普通の人とは考えるリズムが異なるのではないだろうか。Daniel Tammetという人物の個性が良く出ていると言える。彼の数字に関するエピソードの一つに円周率πの話がある。彼は円周率(3.141592・・・)のイメージを明確に絵として表現している。彼の共感覚の感じ方はとても興味深い。


Born on a Blue DayBorn on a Blue Day
(2007/02/22)
Daniel Tammet

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BIUTIFUL

BIUTIFUL ビューティフルを見てきた。

本当は見たのは一週間前。
見た後にはやり場のない怒りと焦燥感で一杯になり
自分でも何が起きたのか理解できないでいた。

消化するのに一週間ほどかかった。

主演のハビエル・バルデムはアカデミー賞主演男優賞。
話題作ということで期待して見に行ったのだが、、、



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一口で言えば、映画というものに多くを期待してしまった。
見た後には必ず感動が付いてくる。さわやかな気持ちで劇場を後にするだろう。
映画というものはそうあるべきだ(そうあってほしい)と思っていた。

しかし、映画にはそうでなくてはならない、というルールはないし、
そうでない映画も多く作られ、公開、評価されている。
では、何のためにこのような後味の悪い、救いようのない映画を撮るのか。

直接この映画を題材にした話ではないが、「荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論」では、
この問いに答えるかのように幾つかの興味深い説明がされている。
監督に訴えたいことがあって観客の感情を煽っている。
フィクションでありながら最悪の状況を想定することで、事態に備え、強くなることができる。
そう言われると、そのような捕らえ方ができてもいい気がしてくる。

友人yが昔話してのだが、『「プラトーン」という映画はホラー映画である』、という話がある。
もちろん、プラトーンはゾンビもジェイソンもでてこない、戦争映画であるが
見ている観客を恐怖させる点においてはホラーと言えると。
そういう意味では、BIUTIFUL(ビューティフル)もホラーと言えなくはない。

自分の人生があと2ヶ月で終わるとしたら、自分に何ができるだろうか。
そのとき、幼い子供を残さなくてはならないとしたら?
人生の場面をシミュレートすることで毎日が活きてくるのであれば、
それは良いことかもしれない。

「アメリカ50州」の秘密

友人oさんお勧めの「アメリカ50州」の秘密。

47都道府県が全部言えるか怪しいのと同じくらい(いやそれよりもっと?)アメリカ50州を全部言えるか怪しい。アメリカは州が違えば国が違うと同じくらい多様性に富むと言うが、実のところよく知らない。一般常識としてさらっと押さえておくべきである。

『「アメリカ50州」の秘密』では、東海岸から1州づつ、50州全部を紹介している。歴史的背景、現在の経済、人口、人種、といった切り口で解説してある。非常にわかりやすい。バージニア州とウエストバージニア州がなぜ分かれているか(ノースダコタとサウスダコタも然り)。植民地時代、独立、南北戦争、西部開拓、とアメリカの歴史と結びつけると良く理解することができる。

改めて、アメリカは多様性に富んだ国の集まりであると感じる。アメリカといえばNYなどの都会をイメージしてしまうが、森林地帯、山岳地帯、海岸のリゾート、砂漠と非常に変化に富むことが強調されている。NYもいいけど西海岸だとまた違った趣がある。メキシコと隣接するテキサスなどの南部の州は独特の雰囲気を感じる。3州を跨る国立公園はどれだけ大きいのか?フロリダのリゾートはどんな感じ?行ってみたい地域が続々と出てくる反面、この州は近寄り難いというイメージも沸いてくる。


「アメリカ50州」の秘密 (PHP文庫)「アメリカ50州」の秘密 (PHP文庫)
(2009/08/03)
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本当にさらーっと50州通した。この都市はこの州だったんだーとか新発見は多かったけれど、さすがにこれだけでは50州を制覇したとは言いにくい。というわけで、アメリカ50州の覚え歌など。。。

7.15

7.15はハリポタ映画最終作の封切り。そして博多祇園山笠。
忙しくてどちらも行けなさそうだけど。。。

IMG_1935.jpg

ちなみに写真は地下鉄改札に掛かっている大ハリー。
なかなかのインパクト。

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