フクの非日常

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アラビアの夜の種族〈1〉

外国文学といえば、米国、欧州。キリスト教文化圏の作品が多い。
イスラム文化圏を題材にした本は日本では少ないため、
歴史、宗教の背景知識が乏しく、異文化の作品を読むにはある種のハードルがある。
そんな中、異文化作品への入り口となるのが「アラビアの夜の種族」。

砂漠の街、奴隷アイユーブを中心に物語は始まる。
この物語では奴隷は単純労働という存在ではなく、
高い教育を受けて主人に仕えるのである。

エジプト・カイロではナポレオン軍が侵攻してくるという知らせが
風に乗って、噂のように伝わる。近代的な軍備を持たないカイロは
正面から戦争になっては勝ち目がない。
そこで考えられた秘策が『災厄の書』をナポレオンに読ませるというもの。
古から伝る、読むものを虜にして堕落させ、力を奪うその書を手に入れ、
ナポレオンに読ませることさえできれば進軍を止められるのだが。。。

アイユーブの物語と、『災厄の書』の物語が交錯するのが特徴。
文庫は全三巻也。

アラビアの夜の種族〈1〉 (角川文庫)アラビアの夜の種族〈1〉 (角川文庫)
(2006/07)
古川 日出男

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