フクの非日常

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竜馬がゆく(五)

「歴史小説は史実だからネタバレにならない」とは前回書いた話だが、
やはり事件の知名度によってはネタバレは起きる。
「新選組は結局全員死んだ」というのは有名だが、
「人斬り以蔵 は最後にどうなった」というのは比較的知られていないかもしれない。
「竜馬は妻を持ったか」については、有名であるが、知らない人は知らない。

やはり人がどう生きたとかはネタバレ色が強いのかな。
大きな時代の流れを押さえていく分にはよかろうか。

八月十八日の政変で京都を追放された長州藩であるが、
勤王の志士は天皇を擁し、影から操る薩摩、会津を憎しとする
急進的な志士たちが京都に潜伏、活動する。
池田屋事件、禁門の変と、長州藩を中心とする勤王の志士は
佐幕派に破れ、京都での勢力を弱めていく。

竜馬は勝海舟の引き合わせで薩摩藩の西郷隆盛と会うのはこの頃。
司馬遼太郎先生は、登場人物をとても魅力的に描く。
本当は、竜馬は手が付けられないヤクザものだったのかもしれないが、
何となく皆が慕って来るキャラクターになっている。
西郷隆盛も寡黙であるが、特別な政治的手腕を持つ人という感じ。
ひょっとしたら、日本人の竜馬像、西郷像は遼太郎先生の描いた姿かもしれない。
(それでもヨイと思いますキニ。)

池田屋事は1864年7月。
禁門の変(蛤御門の変:はまぐりごもんのへん)は同8月。
大政奉還まであと3年の頃かな。

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(1998/10)
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