フクの非日常

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グロソブも見直し

国内最大投信「グローバル・ソブリン」、分配金8年ぶり下げ

日本で一番売れてる投資信託、グロソブも投資環境悪化のため分配金に見直しがかかった。
記事は一言だが、団塊の世代の退職金がどれほど失われることかと思うと、
金融リテラシーの必要性を感じざるを得ないのだ。

まず、投資信託は投資対象によって債権型、株式型に分類される。
景気の影響を受けやすい株式型はよりリスクが高く、
債権型のファンドは比較的リスクが低く、安定して運用される性格がある。
債権型のグロソブに大きな影響がでており、今回の金融危機のインパクトの大きさを伺える。
次に為替リスク。投資先が国内でなかれば為替リスクは必ずある。
グロソブは海外の債権を投資対象としているため、円と投資先の国(ユーロなど)
との為替の影響を大きく受けるのだ。

昨年秋の金融危機を発端に米国、欧州の各国は金利を下げる景気対策を打った。
(金利が下がると企業はお金を借りやすくなり、景気が刺激される)
このため、グロソブの投資対象である債権の利率が下がり、期待したリターンを得られなくなった。
この時点でファンドに取っては大きなダメージなのだが、円高の影響も加えて受けた。
グロソブは年金のように定期的に配当を出す仕組みが人気なのだが、
金利の低下と円高のせいで原資を削らなくては毎月の配当が支払えなくなってしまった。

こう考えると、今回の配当額の減額は至って簡単な理屈である。
米・欧各国が金利を下げた時点で「グロソブは危ない」と、判断できるのが先が読める人だろう。
しかし、またこの先どうなるかは過ぎてみなくては分からない。
今の時点でグロソブを持っている人がずっと持ち続けて3年後、5年後、10年後、
結果的に収支がプラスになるかもしれない。円高が急速に解消するかもしれないし、
世界的な金融危機も来年あたりに目処が立つかもしれない。これは不確実なので何ともいえない。
ただし、投資信託を持ち続けると、毎年数%の信託手数料がかかるのは確実である。
引き続き、経過を観察したい。

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