フクの非日常

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宇宙創成<下>

科学の発展を促すものと阻害するもの。
それは戦争である。

戦争によりこれまで進めていた研究は一時中断する。
平時であれば発見できたはずの研究が先送りされ、人的、時間的な損失が起きる。
一方で、他国を出し抜くために研究された技術は新しい発見をもたらす場合もある。
むしろ、飛躍的な発見を見せるのは全く新しい技術の革新からはじまる場合が多い。
しかしこれは戦争の副産物である。歓迎されるべきものではない。

国家や宗教はまた、科学の発展を阻害するものと考えられる。
これらには利点はなく、ただ科学で説明がつかないところは
「神」を登場させたがる傾向はあるのではなかろうか。

科学の偉大なところは理論と検証の積み重ねで全てが構築されている点である。
宇宙創成も「聖書に書いてあるから」ではなくて、仮設と、実験データの結果から
今考えている宇宙はある一点からはじまったというモデルがどうやら正しそうだと
言っているだけである。
宇宙は始まりがあったのか、もともと存在したのか、という議論はさしたる問題ではない。
もしかしたら、五十年後にはビッグ・バン理論も引っくり返っているかもしれない。
本質は、人類が理論と検証を重ねた結果、宇宙の姿を描いているという点である。
なんと素晴らしいことではないか。


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