フクの非日常

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闘うプログラマー<下>

なにげに鞄からこの本を出してると。
「お、懐かしいの読んでるね~」
とベテランエンジニアのYさんから声がかかる。
自分が新人で入ってきた頃からバリバリやってる先輩だ。
ここでふと気が付いたのが、この本を知ってる/知らないで
世代がくっきり分かれるのではないだろうか。

知ってる人は、まちがいなくおじさんである。
しかし、おじさんだからこそ、今のコンピューターがどんなに変わったか分かるのだ。
「この当時に比べて、OSは安定したよね」というのが共通の認識。
昔のPCはとても不安定だったのだ。

下巻ではNTのリリースに向けて大きな犠牲をはらうプログラマーの姿がある。
ある者は気楽な独身だから半分オフィスに住んだようになる。
長時間会社に縛り付けられることで結婚生活や恋人との関係が破綻する。
辛抱強い家庭では妻や子供に大きな負担がかかった。
たとえ、マイクロソフトのオプションで大金持ちになったとしても、我慢ならないのだろう。
金はあるに越したことはないが、家族であることは大前提として必要だ。

今でも、ソフトウエアの納期を達成するためにトンでもない時間を使うことがある。
一体プログラマーという職業は何をやっているのか、家族にとっては不思議かもしれない。
家族の人はぜひとも本書を一度手に取り、なぜ旦那の帰りが遅いのか、
少しでも理解してもらえると幸いである。

そしてNTはリリースされた。
90年代はそれからWindows95や、NTのバージョンアップ版である、NT3.5が続く。
20年経って、あの時NTを作ったのはすごかったのだなあ、と振り返る。
今でもマイクロソフトはすごいが、当時の勢いはとんでもなかったと覚えている。
そして、当時とちがった印象を持って読めたこの本は、時間が過ぎた分だけ深い味がある。

闘うプログラマー〈下〉―ビル・ゲイツの野望を担った男達闘うプログラマー〈下〉―ビル・ゲイツの野望を担った男達
(1994/12)
G.パスカル ザカリー

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