フクの非日常

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空中ブランコ

奥田英朗の伊良部シリーズ2作目。
断言しよう。これは間違いなく面白い。

スタイルは変わらず、伊良部総合病院の精神科の戸を叩く訳アリ患者が語り手なのだが。
どうもこの伊良部という精神科医の掴み所の無さが笑いを誘うようだ。
色白で丸々と太った外見。
わがままで、子供を大きくしたようなコドモオトナと思いきや、
本質を見抜いてずばりと指摘する鋭さも併せ持つ。
その正体は?

と、いったところで何故か高校時代の友人を思い出す。
医者志望のKくんは、色白の巨漢。
大学に行ってからのあだ名は「篠沢教授」だったなぁ~。
ひょっとして、彼をデフォルメしたら、精神科医:伊良部になるんだろうか。。

そんなことを思い出したりしながら。
この精神科医が只の馬鹿なのか、天然なのか考えたら、
すべてを計算ずくで、わざと子供っぽく振舞っているように読めてきた。
それは精神科医:伊良部を買いかぶり過ぎなのだろうか。

とにかく面白い。
興味がある人は、ぜひ読んで読んで。
夏はやっぱり文庫だよ。

空中ブランコ (文春文庫)空中ブランコ (文春文庫)
(2008/01/10)
奥田 英朗

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