フクの非日常

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マラソン男子100キロ超級

夏の北京、トラックには巨漢と称するにふさわしい男達が集結している。
柔道着、タイツ姿、丁髷など、陸上競技には似合わない井出達なのだが。
号砲とともに男たちは一斉に走り出す。地面が揺れる。
巨大な群れがトラックを一周し、北京の市街へ踏み出していく。


「北京オリンピックの最後の種目、マラソン男子100キロ超級がスタートしました。今回から導入された「体重別」マラソンですが、目の前の出来事に驚きを隠せません。何が起こっているのでしょうか。」

「マラソンも長身の選手は歩幅が大きくて有利になります。同じ体格の選手で競技をしようということで、今回体重制が導入されました。柔道、レスリングなど体重別に階級が分かれていますが、柔道も以前は体の大きい人、小さい人が一緒に競技をしていました。これらの競技と同じように階級制が整備されたわけです。」

「そうですか。しかし、マラソンでは柔道と違って逆に体重が重いと不利ではないですか?これまで100キロのマラソン選手は見たことがないのですが。。。」

「確かにその通りです。当初は体格差を無くすための階級制だったのですが、重量級の階級を設けることでマラソンにはこれまでと違った奥行きがでてきました。重量級の選手はいかに自分の体を長距離まで運ぶか、といった技術が必要になるわけです。」


巨漢ランナーの大群は北京を走る。給水所が見えてきた。


「早くも先頭集団は給水所に差し掛かります。水や、各選手が独自に準備したスペシャルドリンクが並んでいますが。。。おっと、今の選手はバナナを取りましたが。大福を食べている選手もいます。」

「給水所にスペシャルフードを置いている選手もいます。大型の選手が長距離を走るためにはカロリー摂取が必要なため、食事が認められているんですね。選手は自分に合った特製のサプリメントを準備しています。やはりすぐにエネルギーになる、甘いものが好まれるようですね。」

「走りながらの食事はお腹にもたれなければ良いのですが。さて、出場選手の中にはマラソン以外で活躍している選手の顔が見えます。あれは朝○龍でしょうか。」

「そうですね。モンゴルに帰国してマラソンのトレーニングをしていたのでしょう。100キロを超えるマラソン選手はまだ少ないですから、各界からの参加者が多いですよ。」


ひた走る先頭集団。過酷なレースだけにリタイアする選手が続出する。
しかし、トップは激しい争いを繰り広げる。スローペースだがまさに団子状態だ。


「あーっと、トップを走るランナーが転倒しました!炎天下のため脱水症状でしょうか。後続のランナーも避けきれずに、次々と転倒。将棋倒しが続いています。誰一人として起き上がれません。残念ですが、ここで全員リタイアの模様です。」


こうして巨漢たちのオリンピックは幕を閉じた。

コメント


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フクさん、これいいよ!
朝○龍にウケました。

また書いてください~。

Julie | URL | 2008-08-24 (Sun) 09:59 [編集 ]


Julieさん、ありがとー

オリンピックももうすぐおわりだなー
と思いながら書いてました
また書きますねー

フク | URL | 2008-08-24 (Sun) 13:58 [編集 ]


 

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