フクの非日常

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死神の精度

伊坂幸太郎のショートストーリー。
2008年本屋大賞でこの作者を知ったのだが、他の作品も読んでみようと
目をつけていたのが「死神の精度」。
最近、短編に注目して本読みをしていたので折角だからというのもあり。

この作品なのだが、位置づけは短編か。
同じ死神が出てくるストーリーで一話完結なのだが、微妙に話の間で関係がある。
やはり、伊坂幸太郎は長編のほうが好きなのではなかろうか。
短編のスタイルをとっているが、結局は長編として仕上がっている。

伊坂の作品には特徴的な共通点がある。
①現実にはない、『特別な存在』が一つ出てくる
②主人公は二枚目なのだが、ちょっとトボケたところがある
③伏線が下手

今回の主役は死神。クールで仕事に忠実。容姿はカッコイイ人間の姿をする。
しかし、人間の言葉に慣れておらず、おかしな質問をしてしまう。
一風変わった人物像(死神像)は伊坂作品の主人公にいえる共通点ではなかろうか。
(ゴールデンスランバーでは、主人公は『大外刈り』が得意、だとか。)

もう一つ。伊坂作品は伏線が下手だ。
序盤のストーリーが後半に一点を目指して集約される、という感じではないな。
ぽつり、ぽつりとキーワードだけ出しておいて、終盤で再登場する感じ。
伊坂ファンの人は怒るかもしれないが、どうだろう。
伊坂スタイルといえば、スタイルかもしれない。

死神の精度 (文春文庫 (い70-1))死神の精度 (文春文庫 (い70-1))
(2008/02/08)
伊坂 幸太郎

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