フクの非日常

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情熱プログラマー ソフトウェア開発者の幸せな生き方

人のためにプログラムを書き、給料をもらい始めて15年が経った。最初はついていくので必死だったのだが、少しづつ周りが見え、自分の得意な分野もできてきた。プログラムを書き、モノを動かすことが楽しかった。そのうち生産性、効率化、そして利益という言葉に取り囲まれるようになり、純粋にコードを書くだけではダメだ。。。と考えた。そしていつしか、プログラムは誰でも画一的に作れなくてはいけない、そういったプロセス化が必要だと思うようになった。

情熱を持ってプログラムに取り組んでいたはずなのに、気が付けば特定分野の「専門家」(これは一つの分野しか見れない、という悪い例の表現だ)になってしまっていた。今のようにWEBサービスから組み込みまでシステムが多岐に渡ってしまってはすべてをカバーすることはできない。必要なシステムを必要な時に集中して学ぶしかない。それも、闇雲に当たるわけにはいかないから、開発が始まりそうな見込みがある段階で、いかに短期間にモノにするかが勝負だと考えるようになっていた。しかし、そういう考え方だと同じシステムばかりやっている間は幅が広がらない。ますます専門家になってしまう。それも、気づかないうちにそういった事態に陥ってしまうのだ。

たまたま本書を手に取ったときに、「ああ、最近プログラムに情熱を傾けていないなあ」と思ってしまった。何かのきっかけになればと思い読み始めたのだが、自分の動きはあまりよくないことに気が付いた。開発プロセスに囚われてしまったために、他のテクノロジに目が向いていないことがまず良くなかった。ビジネスについても学習の視野に入っていたが、果たして本当に必要なのだろうかと半信半疑であった。しかし、ビジネスについてもしっかり学びなさいという。要は、守備範囲を広く持ちなさいということだ。その上で技術も押さえておく必要があるのだ。

技術的な要素も絶えず知識を習得しなくてはならないのだが、現代のテクノロジは幅が広すぎるためなにから手をつけて良いか分からないのが確かにあった。その点についても、適切なターゲットの選び方を本書で指導している。こういった考え方が必要だったのだ。もっと情熱を持ってコードに取り組んでいこう。そういった気持ちになる本である。「今日から取り組むこと」として具体的に何をやるべきかまで言及されているところが素晴らしい。基本的にハッカーやウィザードになるために、として語られていることが多いのだが、CodeKataのように具体的なWebサイトまで紹介されているため、取り組みやすい。(本書にもあるのだが、どのようなコミュニティでもよいから参加すること、のように自分にあった勉強場所を探すところからスタートすることが多い。)通読してから始めるのではもったいない、と感じ早速取り組んでいる。久しぶりに情熱を持って読める本に出会った。


情熱プログラマー ソフトウェア開発者の幸せな生き方情熱プログラマー ソフトウェア開発者の幸せな生き方
(2010/02/26)
Chad Fowler

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