フクの非日常

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つばさよつばさ

浅田次郎さんの「つばさよつばさ」である。
JAL機内誌での連載が単行本になった。
飛行機にはよく乗るのだが、ほんの1時間の空の旅である。
離陸して、お茶を飲んで、はい着陸と、気をつけておかないと機内誌は手に取らない。
たまたま手持ちの本がないか、たまには機内誌でもめくってやるか、と
手を伸ばさない限り、浅田さんとの出会いは巡って来なかったのである。

空の上でしか会えない浅田さんであったが、今回地上でお会いすることができた。
出先の飛行機で読むのと自宅で読むのとは違った効能があるように思う。
浅田さんのこの本は旅の話である。
外国の美しい景色、人との出会い、ご当地の料理など、思わず旅にでたくなる話ばかり。
家で読むにはちょっと刺激が強すぎる。
ああ、昨日までの自分は我慢をしてばかりではないか。旅に出たいなあ。

日本各地を飛び回り、世界中を旅して回る浅田さんはカッコイイ。
海外でも観光客など居らぬ人里はなれたところで物思いに耽り、
時代小説を読むなど贅沢すぎるではないか。
「旅先作家に憧れて」いたものの、締め切りが旅情をそぐと言う。
しかし、旅先の気分のほうが勝るに違いなかろう。

この本での浅田さんはまさに「旅先作家」。
余白ぎりぎりまで迫っている序文とタイトルは
おっ、と目を引くものがある。
ハードカバーのうちにぜひご一読を。

つばさよつばさつばさよつばさ
(2007/09/27)
浅田 次郎

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