フクの非日常

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ゾウの時間 ネズミの時間

「ゾウの時間 ネズミの時間」という本は前から読みたいと思っていた。内容は詳しく知らなかったが、どうやらゾウとネズミでは流れる時間が違うらしい。そうか、相対性理論の話なのか?と思っていたが読んでみると全く違う内容であった。

動物のサイズごとに色々なデータを計測した結果をまとめて、時間という概念でまとめるというアプローチが行われた。動物のサイズは体長というより体重に置き換えられる。その結果、動物の体重と寿命は比例関係にある(体重の1/4乗に比例する)ことが判明した。動物の体重と心臓の打つ間隔も比例関係にあり、心臓の打つ回数や呼吸する回数は同じであるという事実も見つかっている。これはつまり、動物のサイズよって流れる時間が異なっているということを意味している。ネズミのような小さな動物は短命に見えるのだが、ネズミは心臓の打つ回数が早いだけでネズミなりに一生分の時間を生きているということだ。ネズミから見れば人間などさぞのんびり動いているように見えることだろう。

犬は人の7倍の速さで時間を過ごしている。一日家を空ければ、犬からすれば一週間もほったらかしだったという感覚なのだろう。食事を朝昼晩3回あげているとすれば、犬からすれば2日に1回のペースで食事にありつけるといったところか。さっきご飯食べたばっかりなのに、また欲しがって・・・ということは犬と暮らしていると良くあることなのだが、それは犬の流れる時間を理解すれば、なるほどと納得がいくことではないだろうか。

ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学 (中公新書)ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学 (中公新書)
(1992/08)
本川 達雄

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