フクの非日常

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Born on a Blue Day

友人jさんからお勧めいただいた「Born on a Blue Day」を読んだ。この本の筆者、Daniel Tammetは、映画「レインマン」に出てくるレイモンドのように頭の中でぱっと数字を計算することができる。数字を見ると色や形やテクスチャーが思い浮かぶ。彼の誕生日は、数字で見ても青い印象を受ける日だし、彼が生まれた曜日(西暦何年の何月何日は何曜日?といった計算もぱっとできるそうだ)も青い日なので、「Born on a Blue Day」というタイトルになっている。

彼が数字や文字から受けるイメージの体験を共有するのは素晴らしいことに違いない、と期待して本書を手に取ったのだが、彼の理論は複雑かつ高度でとても理解できるものではない。なにしろ、彼は数の演算をするときは数と数のイメージをごちゃごちゃと混ぜ合わせて、出来上がった数字が計算結果になっているのだそうだ。以前にすごく大きい桁同士の計算を暗算でできる人の話を読んだことがあるのだが、その人も数をイメージで扱っていた(長いバーを思い描いて計算するのだそうだ)。フツーの人には使いこなせない能力が人間には眠っているのかもしれない。

筆者はアスペルガー症候群を抱えている。子供の頃は病気であることを認知できず両親と共にとても苦労した話が書かれている。エンボスの効いた表紙の割には重い話だ。彼の文章は掴み所がない。子供の頃から時系列に話を進めているのだが、色々な細かいエピソードが入り、忙しい感じがする。普通の人とは考えるリズムが異なるのではないだろうか。Daniel Tammetという人物の個性が良く出ていると言える。彼の数字に関するエピソードの一つに円周率πの話がある。彼は円周率(3.141592・・・)のイメージを明確に絵として表現している。彼の共感覚の感じ方はとても興味深い。


Born on a Blue DayBorn on a Blue Day
(2007/02/22)
Daniel Tammet

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アスペルガー症候群改善術 | 2011-09-01 (Thu) 20:40


 
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