フクの非日常

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知識ゼロから学ぶソフトウェアプロジェクト管理

久しぶりに読んだソフトウエア管理の本。(ブログからAmazonの商品検索ができなくなった。。なんでだろう。)こういった本は定期的に読まないと忘れてしまう。この本はなんと言っても薄くて一気に読めるのがよい。しかし、薄いからといって内容がない訳ではない。詳しい解説を省略して、様々なトピックを扱っているので網羅性が高いのである。その反面、はじめて読む人にとっては説明不足に思えるので本書の話題をきっかけに別の本でしっかり理解することが必要である。タイトルには「知識ゼロから〜」とあるが、知識ゼロから読むにはかなり大変だと思うな。読み方次第とはいえるけれど。

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本書ではソフトウエア管理を扱っているが、ソフトウエアの開発生産性をどうやったら上げられるか、この点は銀の弾丸(=特効薬、すばらしい効果がある対策)は無いと断言している。これまでも「ない」と言われているがこの先もずっとなさそうである。これには賛成であるが、微妙という気持ちも若干ある。人月の神話が書かれた時代からコンピュータの守備範囲は大きく変わっていて、一口にソフトウエアと言っても扱う範囲が同じ物を指してはいないと考える。Web系だとか組み込みだとかで扱うものがもはや別物と思えるからである。たとえば、はやりの言葉でいえば「アジャイル」とかがあるが、作ってすぐに見てもらえるWeb開発だったらよほど効果があるのではないかな、と思うのである。もっとも、実際にアジャイルの開発に入って生産性の違いを体感した経験はなく、なんとなく感触で喋っているのだが。。。つまり、どんな開発にも適用できる一般解はないが、個別解は頑張れば見つかるのではないか?と思うのである。

CMMIについて触れているようで触れていなかったので、もうちょっと書いてほしかった。CMMIについてはプロセス改善といえば聞こえが良いが、コストについて触れていない点が弱点だと私は考えている。改善を繰り返してプロセスを積めばその分ミスは減るかもしれないが、手順が増え、コストが増えて行くのである。また、ソフトウエア開発にはライフサイクルがあり、その開発に参加している人がいつも同じとは限らない。プロセスはそこに集まった人に依存するので、仕組みを一度作ったとしても人が変われば重すぎたり、足りなかったりという問題に直面する。また、プロセスに頼りすぎると想定外の問題に対応できなくなる。手順通りやりました、しかし手順に漏れがあってミスが起こりました、ではミスが出るまでプロセスの改善は進まないということになる。以下は本書で扱っていた話題だが、もともと開発ができる人たちにプロセスを適用すると効果が高い、といった内容があった。確かに。この点は当たっていそうだ。では、出来る人たちになるにはどうしたらいいか。やっぱりプロセスの前に個人の地力(=単独での高い生産性)が必要だと思う。

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