フクの非日常

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Think Simple―アップルを生みだす熱狂的哲学

一年以上寝かせていた本を年末年始に読了。この本のタイトル、シンプルな表紙、そしてアップル本ということでおもわずジャケ買いしてしまったが、本腰を入れて読むまでに時間が経ってしまった。ジャケ買いのためこの本に何が書いてあるかよく理解せずに買ったのだが、読み始めてほどなく、マーケティングについて、そして主にアップルが出した広告について書かれている本であることを理解した。著者はNeXT時代、ジョブス復帰後のアップル時代に広告を担当した人物。客観的にアップルがどのような道を辿ったか、その活動の元になることは「シンプルという考え方」だということを一冊の本を通して語っている。主にスティーブ・ジョブスが登場するが、ジョブスがとういった人物だったかというより、どういう考え方をしたかを中心に語っている。ジョブス語録になっていない点が本書の素晴らしい点だと考える。


Think Simple―アップルを生みだす熱狂的哲学Think Simple―アップルを生みだす熱狂的哲学
(2012/05/23)
ケン・シーガル

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この本が語っているのは、NeXT時代、ジョブスが復帰してiMacが発表された頃、そしてiPod、iPhone、iPadを発表した時代までである。その時代の戦う相手は、Microsoftであり、DELLであり、Intelであった。きっとその時代はAppleは他のコンピュータはMPUを販売するどの企業よりもSimpleさを発揮して巧く立ち回っていたのだろう。SimpleさはAppleの象徴だった。それは過去の話である。現在のiPhone、iPadの製品ラインアップを見るとシンプルでないと言わざるをえない。iPhone5CやiPad miniといった間違った選択をしないようにユーザーは注意して製品を見なくてはならなくなった。

スマートフォンをこの世に送り出したAppleはAndroidに追随され、優位性を失いつつある。Appleのお家芸であった革新的なアイデアを具現化する第一歩はGoogleに先を越されている。Google Glassといったウェアラブル製品にAppleは第一歩を踏み出していない。攻めの立場であったAppleは守りの立場に変わっているようだ。自分が今のApple製品で良いと思っているところは、製品全体の統一感を一つ上げる。Mac、iPhoneなど接続性がとてもよい。ただし、OSを最新版に保っている場合に限るけれども。ぜひともAppleには昔のSimpleさを維持しつつ、わくわくするような次の体験をさせてほしい。

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